こころのあれ、これ。
STORY
Notre histoire
2021.05.24.
2020年暮れ、自然と向き合いながら、素晴らしいモノづくりをされる生産者の方々から沢山の自然の恵みをいただきました。
そしてまた、2021年も素敵な新たな自然の恵みとの出会いがありました。真摯な生産者の方の自然の恵みへの取り組みにも惹起される出会いでした。
自然を守ることを一番に考えながら人に優しい食材を作られる、そんな思いの詰まった「黒富士農場」の放牧飼い有機たまごです。
薪石窯のパンを焼いた後の余熱で焼き上げる、ブリオッシュやヴェノワズリーズ、またタルトやロールケーキ、プリンなどの要はこの「黒富士農場」のリアルオーガニック卵です。
毎日の糧となる、身体に優しく美味しさと幸せを感じられるものを作っています。
Oeufs
Bio
2021.01.01. 2021年への思い
2021年、ブーランジェリーを始めて12年間、スペインの石窯職人の手造りのスペイン製石窯で、日本の広葉樹林の保全も含め、その薪を燃料とすることから始まりパンを焼き続けてきました。
そして、2020年素晴らしい新たな自然の恵みとの素晴らしい出合いがありました。何より、身体に優しく安心安全であることに拘り、自然を大切に考えながらもの作りをされている生産者の方々や、食材との出会いです。その自然と真摯に向き合いモノづくりをされている姿勢に驚きや共感を得ることができたことに感謝しています。
山形の(株)松栗、植松さんが丹精込めて作られるラ・フランス。こだわりの特別農法と土壌作りに妥協を許すこと無く作られたその姿は勿論、甘味と酸味のバランスと、しっかりとした食感がありながらクリーミーな舌触りが絶妙な、旬の自然の力を感じる逸品に出会った2020年でした。
そして、あくまでも「農業」は万物の共生が生み出す自然の摂理が大切とおっしゃる、ハウス内で土壌栽培される熊本の「いとう農園」の伊藤さんが作られる苺は、苺本来の小ぶりでも甘みと酸味のバランスが取れた、しっかりとした味と香りが、自然の力強さを感じる出会いでした。
それから、小浜のチーズ工房ラ・ヴェリタ(イタリアンレストラン)のシェフが地産地消を推進され地元若狭(福井)の牧場の牛乳を使ってモッツァレラチーズを作られる、その副産物であるリコッタチーズは、リコッタチーズとは思えない程、滑らかで味わい深く、何より新鮮さが嬉しい出会いです。
2021年も心新たに身体に優しいパンや焼き菓子をお届けします。
Poire faite par M. Uematsu
Fraise Bio de Ito Farm
Fromage Ricotta de La Verita
2020.09.12 有機粒あんデニッシュ
以前から、毎週土曜日の朝にだけ焼いている”有機粒あんデニッシュ”があります。 寒い日の週末に家族でゆっくりと楽しむ朝食や、朝遅めのプティ・デジュネ(ブランチ)などにいつもとは違う時間を楽しんでいただけるパンです。
コロナとの共生で生活環境も変わらざるをえない今だからこそ、私たちにもできることがあるのでは、と思いながら毎週土曜日限定で、この”有機粒あんデニッシュ”を焼き続けています。おかげさまでコロナに拘らず、毎週午前中には売り切れてしまう大変人気の商品です。
こうして少しでも喜んでいただけるお客様がいらっしゃる事が、私たちの励みにもなっています。私たちにできることをやっていく事の大切さを改めて考えさせられたコロナとの共生期なのかも知れません。
そんなこともあり、「週末だけの癒されパン」と広告にも銘打たせていただき、販売や売り切れのお知らせもSNSなどで随時ご案内させていただいております。これからも、皆様に喜んでいただけるよう、自然の力もいただきながら、身体に優しい安心安全なパンをお届けします。
2018.12.20 薪石窯
まだ、空に星が煌めく深更、「こころ」の一日は始まります。今では殆ど見られなくなった国産広葉樹の薪が、スペインからやってきた二人の職人により手造りされた石窯で音を立てながら燃えはじめる。だんだんと力強くなる炎と薪の香りが体を包み込み目覚めさせてくれる、そこにはブーランジェリーの醍醐味を感じる瞬間があります。
これも「こころ」のパンの味の一部なのだと感じます。
機会がございましたら一度、小浜に佇む明治時代の町屋の「こころ」でその醍醐味を是非、皆様も味わってみてください。
寒い冬の朝は暖かさも、香りも格別です。二階のカフェスペースはパンの香ばしさと共にこの窯の熱気が暖房代わりとなり心地よく体を包んでくれます。
全てが有機素材のお飲み物をパンと一緒にご用意しております。こころのパンの「生命力」を感じて、味わってみてください。